パソコンパーツ

NVMe接続のM.2SSDを約30度で使うヒートシンクの付け方

デスクトップパソコンでNVMe接続のM.2SSDを使ってるんですけど、アイネックスのアルミのヒートシンクを使ったらいつも約30度以下という温度で使えているので、その使用方法を解説します。
上の画像は、赤丸がCPUの使用率(100%ですね)、温度はCrystalDiskInfoで28度になっているのがわかるかと思います。
CrystalDiskInfoのバックで動いているのは2つの将棋ソフトで、一つは激指14、もう一つは将棋GUIです。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、将棋ソフトで局面の候補手をAIに探索してもらう検討モードがあるのですが、この検討モードではCPUをかなり使います。
藤井聡太二冠は自作パソコンで50万のCPUを使っていることが先日報道されてましたが、それぐらいCPUを使います。
その将棋ソフトを二つ起動させているのにもかかわらず、私のパソコンは28度で使用できています。

では、具体的にどうやったかというと、それはこちら↓

コンビニの袋の上で作業をしたのはご愛嬌で(笑)
はい、画像を見てわかるとおり、M.2 SSDをPCIe×4に接続できる変換ボード(玄人志向製)に乗せて使用してます。
私のマザーボードは、直接M.2を差せるのですが、ヒートシンクを使いたいがためにあえて変換ボードを使用しています。
2つ付けているのですが、右側はマザーボードと変換ボードに数mmの隙間があるためインシュロック(タイラップ)で固定し、左側はマザーボードと変換ボードの間にインシュロックを通す隙間さえなかったので、PCIeの接続箇所の隙間に釣り糸を通し、変換ボードの裏側でインシュロックを使っています。

この方法で欠かせないのが、SSDと変換ボードの間の緩衝材です。
↑上記の画像ですと、SSDの下に段ボールを入れているのが見えるかと思います。
これ、Amazonの段ボールを1枚緩衝材として入れてるんです。
最初、緩衝材なしでこの方法を試したら、怖いぐらいM.2 SSDがたわむんです。
これはやばいと思い、一度取り外して、段ボールを1枚入れてちょうどいい感じになりました。
2枚の場合も試したんですけど、2枚ですと多くて固定するボルトを締めるのがきつかったので、1枚がちょうどいいと思います。

これが釣り糸の通り具合↓

これが裏側のインシュロックです↓

釣り糸の両端で輪を作り、その二つの輪をインシュロックで締め上げています。

ちなみに、運用している様子はこちら↓

最後に、商品の公式リンクを張っておきます。

→ アイネックス YH-3020A
→ 玄人志向 M.2(Type.M)→PCI-Express x4変換基板

ネットを見るならCeleron G3930で十分

サブのデスクトップパソコンが欲しくて、Celeron G3930で自作パソコンを組んでみた。

感想としては、ネットを見る分には申し分ない。
ネットを見る用に組んだわけではなく、音楽再生用に組んだわけだが。

これ(G3900でもいいが)とSSDで、とりあえずネットは不満なく見れる。
Youtubeも標準画質なら遅いとは感じないし、ニコ動も問題ない。グラボ無しの環境でも。

リカバリディスク無しの中古PCのHDDをSSDに換装してみた

先日、秋葉原でHDD320Gの中古PCを買ったので、同じく秋葉原で買ったSSDに換装してみた。
流れは以下の通り

・プロダクトキーの確認
OSディスクが付属していなかったので、予めHDDに入っているWindows7 64bitのプロダクトキーの確認ソフトのインストールから始める。
確認には ProduKeyというソフトを使った。

ちなみに、コンピュータ → プロパティ → 最下段でみることができるのはプロダクトIDであり、プロダクトキーとは違うので要注意。

・ISOファイルの入手
プロダクトキーを入手できたら、Windows公式サイトからISOを入手します。
→ Windows公式サイト

ここで、先ほど調べたプロダクトキーを入力し、ISOを入手する。
ちなみに、中古PCだったり不正に入手したOSだったりすると、このISOはプロダクトキーを入力しても入手できないらしい。
今回は中古PCだったけど、運よく(?)ダウンロードできた。
まぁ、ダウンロードできなくてもプロダクトキーがあれば違う方法もあったのだけれど
・・・

・HDDをSSDにする
裏のふた(ちょっと固かった)をパカッと空けて、ドライバー+1番でHDDをSSDに換装した。
外し方は、Youtubeで「Probook 4320s」で検索するとご丁寧にも世界のどこかのどなたかが解説してくださってます。

他にもDellなどメジャーなPCだと、型番で検索するだけで分解の手順を追った動画をいくつか見つけることができるので、もしノートパソコンを分解して中の掃除とかしたい方は、一度検索してみるといいかもしれません。

・ISOをブータブルにする
先ほどのISOファイルをUSBフラッシュメモリに入れ、ブート設定でUSBドライブを優先的に読み込むようにした。
しかし、なぜかbootが見つからない旨の表示が出て、うまくいかない。
どうやら、ただUSBにISOファイルがあるだけだと、それをブートドライブと認識しないみたいである。
そういうBIOSのマザーボードと、そうではなくUSBフラッシュメモリやDVDにただISOを入れているだけでも読み込んでくれるマザーボードがあるみたいだ。

残念ながら、自分のマザボは前者のようである。

そこで、ISOイメージをブータブルにしてくれるソフトがあるということで、調べてみた。
結果、Rufusというソフトが評判よさそうなのでインストールし、ISOのブータブルUSBドライブを作った。

・インストール
先ほど作ったUSBをブスっとノートパソコンに差し、起動してみた。
今度は先ほどと違い、インストール画面まで進むことができた。
そこで、プロダクトキーを入力し、無事インストールすることができた。

以上、ささやかながらリカバリディスクがない中古PCのメインドライブ換装報告である。

HPのノートパソコンを秋葉原で買う

友人の結婚式が東京で行われるということで、時間の空いた時に電子パーツの聖地秋葉原を散策してみた。

目的は秋月電子通商のペルチェ素子の購入である。
amazonで買ってみたのだが、他の方のレビューにもある通り、中国製は当たり外れが大きく、使用開始時から動作不良を起こすものもある。

そこで、秋月電子通商で買うことにした。
ペルチェ素子についてはまたいつか述べるとして、その秋月電子通商のお店の近くに、中古ノートパソコンを店前に展示、販売しているお店があった。

イオシスである。

去年の11月くらいから、6年半前に買ってずっと使い続けてきたDell Vostro3300において、Excelマクロを数時間走らせ続けると熱で落ちるということがしばしばあった。
ちょうどいい機会だと思って、このイオシスでノートパソコンを購入することにした。

購入したパソコンは、HP Pro4320である。
CPUはCorei5の第二世代、HDDは320g、windows7の64bitで22800円である。
これは正直買いだと思った。

さすが秋葉原、この性能がこの価格で買えるなんて、ハードオフだと無理だなと思った。

HDDは自宅にあるSSDに換装し、Officeも自宅に転がってるOfficeソフトのディスクがある。
ちなみにSSDはすぐ近くのツクモで購入した。
噂に名高いツクモタンのクリアファイルもゲットできた。

大満足の秋葉原散策であった。

9cm(90mm~92mm)パソコンケースファンを調べてみた

自作でM.2.SSDを冷やすヒートパイプ、ヒートシンクを作ってみようと思う。
そこで、ざっくり設計してみたところ、ファンを9cmにすることにした。

Amazonで9cm(92mmのものも)のパソコンケースファンを調べてみたので、以下にまとめてみる。
ちなみに、回転数(毎分)を調整できるPMW形式があるやつと、騒音が大きいX-FAN社製のものは省いた。
価格は2017年3月17日時点でのものとする。

商品名:UCTB9
メーカー:ENERMAX
幅(厚さ、mm):25
価格:980円
回転数(毎分):1400
ノイズ(db):13
風量(CFM):28.18

商品名:CFY-90S
メーカー:アイネックス
幅(厚さ、mm):25
価格:718円
回転数(毎分):1400
ノイズ(db):12
風量(CFM):28.18

商品名:OWL-FY0925M
メーカー:オウルテック
幅(厚さ、mm):25
価格:979円
回転数(毎分):2200
ノイズ(db):29.5
風量(CFM):42.5

商品名:OWL-FY0925L
メーカー:オウルテック
幅(厚さ、mm):25
価格:1280円
回転数(毎分):1600
ノイズ(db):23
風量(CFM):25

商品名:OWL-FY0925S
メーカー:オウルテック
幅(厚さ、mm):25
価格:979円
回転数(毎分):1000
ノイズ(db):18
風量(CFM):21

商品名:SF9-S1
メーカー:オウルテック
幅(厚さ、mm):
価格:1827円
回転数(毎分):800
ノイズ(db):5
風量(CFM):13.4

商品名:SF9-S4
メーカー:オウルテック
幅(厚さ、mm):
価格:1900円
回転数(毎分):1750
ノイズ(db):17
風量(CFM):29.3

商品名:SF9-S7
メーカー:オウルテック
幅(厚さ、mm):
価格:1827円
回転数(毎分):3000
ノイズ(db):32
風量(CFM):50.1

商品名:Silent9
メーカー:サイズ
幅(厚さ、mm):25
価格:897円
回転数(毎分):1500
ノイズ(db):20
風量(CFM):31.32

それで、人によってどこに価値を置くか、購入するポイントにするか違うと思うんだけど、僕なら風量とノイズ、あとは値段かなと思ってる。
風量は大きいほどいいが、その分ノイズも大きくなる。
今回は、パソコンケース内の排気や空気循環が目的じゃなく、ヒートシンクに直接当てるため、そこまで風量は多くなくていい。
ヒートシンクもケースファンやM.2.SSDに対して小さいものをつける気はないし。

そこで、アイネックスのCFY-90Sを購入することにした。
風量がCFMで28.18に対し、ノイズが13dbは秀逸だと思う。